諏訪湖クラブは、諏訪湖と暮らしの未来を考える市民グループです

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活動報告

冊子「世紀を超えた 鳥類の標本」

明治末期から大正期にかけての鳥類学の黎明期に、高山鼎二 / 忠四朗(現松本市)や金井汲治/清親子(現諏訪市)が2,400点を超える数多くの鳥の標本を集められました。この標本を保管している日本野鳥の会諏訪支部名誉支部長の林正敏さんが、このほど国立科学博物館と協議の末、資料全点を寄贈することが決まりました。これを前に令和6年6月8日(土)から7月7日(日)まで原村の八ヶ岳美術館で公開展示が行われました。

国立科学博物館へ寄贈される標本類は、鳥類が約2,400点、各種鳥卵が約670点、小型獣類が約50点、このほか歴史的な標本図画の掛け軸や、大正期の狩猟鳥類掛図(石版画)など10点です。贈られる鳥の標本は全て仮剥製で、研究用を目的に製作されているため学術標本と呼ばれています。展示会には日本全国の鳥類の専門家や鳥を愛する人たち訪れてくれました。一般の人が今後見る機会がほとんどないことから鳥類の標本や内容を紹介する冊子を作成しました。

この冊子が、地元の小中学生及び高校生をはじめとして、諏訪地域住民や諏訪を訪れる観光客の皆様がさらに諏訪湖についての知識を深め、諏訪湖の環境保全を進める一助となることを願っています。

下記よりダウンロードいただけます。

 

冊子「世紀を超えた 鳥類の標本」

冊子「世紀を超えた 鳥類の標本」の表紙

 

 冊子「世紀を超えた 鳥類の標本」は下記よりダウンロードいただけます

ダウンロード[PDF : 13MB]

 

上諏訪町長であった金井清氏が奈良県で最後のニホンオオカミに遭遇

冊子の6ページに登場する金井清氏について、補足の資料を作成しました。合わせてご覧ください。

 

資料「上諏訪町長であった金井清氏が奈良県で最後のニホンオオカミに遭遇」は下記よりダウンロードいただけます

ダウンロード[PDF : 1MB]